かものはし日記 2020年4月号


4月1日

the giving shapes / earth leaps up

人は誰もが「今日」という日に死ぬのだ
その今日が、いつ来るかはわからないけれど
死ぬのは今日なのだ

4月2日

愛は世界を滅ぼす

steve hiett / 渚にて・・

早朝5時ごろスーパーに買い物に行ったら
飲み屋には人がたくさんいて盛り上がっていました
ブラジルの大統領方式ですな

どの選択が正しいのかわかりませんが
運命とは性格ですから
われわれの運命はリーダーの性格次第

4月3日

時間は存在しない カルロ・ロヴェッリ著

物理学の本ですが
カルロさんの語り口が論理的ながらどこか詩的で
ちょっとライアル・ワトソンを思い出してしまったり・・
気に入ってます

エコバックは
出かけるとき忘れないように
玄関のドアノブにかけておく

4月4日

tales from the loop

シモン・ストーレンバーグのイラストストーリーが原作
彼のSFイラストって雰囲気あっていいんだよなあ

画集が原作のドラマってすごい

4月5日

そろそろ

某三ノ輪駅の某マクドの裏は
吉原の送迎車がお客さんをピックアップしていく場所なのですが
今日もお客さんが立ってます
近所の有名ラーメン店も行列が・・
明日の命より今日の欲望
出かけるなんて犯罪だという人もいる

やりたいのか
食べたいのか
呑みたいのか
生きたいのか

全部なのか

4月6日

地平線に少し寄りかかる

恒例の東日本大震災チャリティ展は
6月16日~21日に延期されたようです

4月7日

スーパーは比較的平穏で買いだめもなし
ただ、お酒の売れ行きがすごい

4月8日

緊急事態宣言

ロックダウンとは程遠いグタグタ感ですが
日本的でいいような気もします
緩やかに経済をまわしつつコロナとともにしばらく「そっと」生きてみる
過剰消費と大量な無駄でしか回らない経済というものを
再考するチャンスでもあります

強権を発動して無理やり行動を制限するより
個人個人のインテリジェンスにゆだねるって
悪いことじゃないような
この実験
挑戦する価値はあるように思います

インテリジェンスとは、地球の生命体としての直感です

4月9日

人形作家の友人夫婦が
手製のマスクを送ってくれました
かっこいいデザインのネイビーカラーのマスク
まるでキャシャーンのような
お出かけしたくなるような
(お出かけしちゃいけないんだけど)

4月10日

into silence

未来のことはだれにもわからない
今為すべきことを
黙々と
為すべきことがなければ
黙々と

4月11日

怖い!って思って行動しない

変化に抗わず
恐怖心という人類の集合無意識に呑み込まれず

4月12日

新宿の世界堂まで絵筆を買いに行きたいのだが
これは不要不急かな?
そもそも世界堂は開いているのか

開いてなかったあ

4月13日


今週の水瓶座

クラスタースポットに出かけると素敵な出会いが・・

情熱大陸(動画イズムで再放送が観られます)

ウイルス学者 川岡義裕
為すべきことを淡々と、を絵にかいたような人
うっとりしてしまった
次回予告もよかった
日本はトップはだめでも現場にすごい人たちがたくさんいるのですね

4月14日

4月15日

fuck you tammy! / true love's flame

jack cruz / true love's flame

デヴィットリンチがらみです
ステキ

4月16日

roger eno & brian eno / mixing colours

blonde

celeste

slow movement sand

映像も素敵です

オゾンホールが修復されつつあるそうです
これはいいニュース
人類が壊した自然を元に戻すって
初めてじゃないのかな
21世紀は修復の世紀にしてほしい

4月17日

東京メトロ日比谷線日比谷駅B8出口

avishai cohen / teardrop

イスラエルのジャズミュージシャン、アヴィシャイ・コーエンの
マッシブアタックの名曲、teardropのカヴァー

ECMより新譜出ました

4月18日

昨日は
ご近所の巨匠画家がメールが使えなくなったとSOSがあったので
直しに行く
これは不要不急じゃないな

2か月ぶりに人に会った・・

4月19日

窓からの眺め

いい天気です
在宅の方が多いので
お布団を干す方が通常より多めです

4月20日

テニスコーツ

今晩の夕食は、銀鱈の粕漬
一番の好物ですが
上手に焼くのが難しい
絵を描くより気を使いました(笑)

4月21日

ソーシャルディスタンス

この世界は
モノではなく相互作用でできているそうです
単独のモノというのは存在せず
関係性というものが生み出す相互作用が世界です
人と人、人と自然の関係が
そのままわれわれの世界になります

壊れた関係性を元に戻そうとせず
新しい関係性のきっかけになればいいなあ
と思ったり

モーレツ宇宙海賊

テッド・チャンの「息吹」も
SFの一つの理想形ですが
これもそう
タイトルに騙されてはいけません

両方とも外出自粛中に是非

曲が気に入った人は
猛烈宇宙交響曲 第7楽章「無限の愛」

名曲だよなあ

4月22日

mitsuaki kanno & group / kumo no ito

映画「砂の器」の音楽を手掛けた菅野光亮の
スピリチュアル・プログレッシブジャズ

イギリスのジャズレーベル jazzman のスピリチュアルジャズ・コンピレーションvol.8 japanにも
収録されてます

4月23日

peia / four great winds

4月24日

4月25日

matthew tavares & leland whitty / through the looking glass

今時のスピリチュアルジャズ

クールすぎず、熱すぎずというよりは
ちょっと熱い感じが今の季節にぴったり

4月26日

学園戦記ムリョウ(2002)

隠れた名作だそうですが
隠すなよ、というくらいの傑作!

素適な未来へのサイエンスフィクション
監督さんの
SFセンス
人と人との距離感
子供と大人の関係性
ステキです
もーれつ宇宙海賊の監督さんでもあります
(もーれつもそうだけれどタイトルのセンスが・・)

自粛中に是非!

4月27日

しまった
銀行のATMが長蛇の列であった

4月28日

mike cooper /rayon hula

実験ラップ・スティールギタリスト
アロハなアンビエント

頭の中に地平線を

勉強や知識を詰め込むことは建物を建てること
ぼーっとすることは土地を広げること、だそうです
建物を建てるより土地を広げたい

4月29日

「君」というのはひとりぼっちの自分のこと

4月30日

ネットでは
コロナ後の世界について様々な予測、予想、試算 さらには予言まで
いろいろ飛び交ってますが
こういうものはほとんど当たらない
未来を恐れず
引き続き
今、為すべきことを淡々とこなしていきましょう