かものはし日記 2013年5月号
5月1日
5月なのにちょっと寒い
5月2日
持ってるすべての「愛」を置いていけ
いや、なにもありません・・
5月3日
連休中にしか出来ない危険な実験を・・
愛、なすがままに
5月4日
宇宙から愛を受信
先日、とある方の離婚届の保証人になりましたが
その後無事離婚したと連絡がありました
そのお方の持論は
そもそも結婚制度そのものがおかしい
ということです
愛がないから結婚制度があるとも言えます
愛があれば、誓いなどいらないわけで
いつか
結婚制度というものはなくなるのでしょうか
そういう日が来ることを空を眺めながら待っています
5月5日
思春期の影の道
ちょっと房総半島を自転車で走ってきます
5月6日
焼きハマグリと強風
南房総から九十九里浜を抜け銚子まで自転車で走ってきました
(途中一泊)
ときどき海が見える九十九里大原自転車道
(サーファーがいっぱい)
外灯がなくてまっくらで怖かった夜の県道
(東京の夜って明るかったのね・・)
かえるの鳴き声が素敵だった夜の県道
全然海が見えない九十九里ビーチライン
ほんとに海沿いなので眺望はすばらしいのだが、途中砂で道が埋まっている
飯岡九十九里太平洋自転車道
(さらに体中も砂だらけ、耳の中にも砂)
強風で飛ばされそうになって、ものすごく怖かった銚子ドーバーライン
(キャベツ畑を見る暇もない・・)
九十九里は
焼きハマグリはもちろん岩牡蠣もおすすめです
・
今回もsonyの自転車用ナビは活躍してくれましたが
たまにバグがありますね
「2キロ先左折してください」と出ましたが
2キロ先は海の中だぞ
どうもモバイル機器はいまいち信用できない
5月7日
銚子の食堂で相席した方が
この辺も津波で大変だったんだよ、と話してくれました
本日より
恵比寿のギャラリーMalleにて
東日本大震災被災地支援・チャリティ展(3)です
僕も参加しております
よろしくお願いします
5月8日
5月の嵐
5月9日
トマトは夏の野菜ですが
今の季節がいちばんおいしいそうです
確かにおいしいし価格も安い
わたくしも毎日一個食べてます
5月10日
自転車型タイムマシン 人力で過去へ未来へ
取りあえず過去に行ったら
過去には干渉せず
辛かった頃の自分をただ眺めに行きます
どんだけ辛かったか客観的に眺めたい(笑)
5月11日
実際の自転車はこのくらいシンプルにならないものかな
5月12日
2019年 三ノ輪
80年代の映画のポスター&レコードのジャケット展に誘われたのですが
時間的にちょっと無理でした
残念
ブレードランナーで描かれた人造人間は
最後
自分の運命を受け入れ、ある「悟り」のようなものに到達します
エイリアン4で描かれた人造人間は
未来の人間が失った「優しさ」をまだ持っているという設定でした
人間が失いつつあるものを人造人間が継承してしまう
こういうところがSFの奥深さだよねえ
5月13日
深空へ
5月14日
人間だけがファーストコンタクトをしているとは限らない
5月15日
そろそろ夏のグループ展に向け
いくつかの下絵ができつつありますが
アナログは失敗が許されないので
なかなか大変
そういうときはデジタルに逃げる
AutodeskSketchBookというお絵かきソフトがとても楽しい
インターフェースも気が利いていて使いやすいし
線も美しい
おすすめです
5月16日
とはいえ
最近のペイントソフトは
皆手ぶれ補正がついているんだからあきれちゃう
(カメラじゃないんだから)
ぶれた線はぶれたままでいいのでは?
Photoshopのレタッチや整形でみんな同じ顔になりつつある現在
すべてのものが均一化され洗練された同じ美意識になっちゃうのが
ITの未来なら
おじさんはついていけない
5月17日
遠くのものほど丁寧に描く
浪人の時に読んだ鳥山明先生のマンガの描き方本の教えを
今でも守っています
遠くにいる人の描き方って難しい
研究中です
5月18日
神様なんかいないけどさ
三社祭です
街はおしりと太ももがむきだしのおっさんばかり
ちょっと御神輿担いで
すぐ休んでみんなでお酒を呑む
その繰り返し
これだけで街が清まる
という虫のいい設定を考えた人は偉い
5月19日
何も考えないというのもエゴかな
もう描けないという心の声を聞いても、とにかく描きなさい
そうすれば内なる声は聞こえなくなるーヴァン・ゴッホ
心の声は創造の敵です
情熱の敵です
頭の中はいつも心の声に満ちてますが
それは単なるエゴです
(敵という言い方もエゴだけど・・(笑)
・
五感を分けちゃうのがいけないのかも
優秀なアスリートや芸術家は
多分五感が分かれていない
そういうのを第六感と言うような気がします
(エゴはなんでも分離分割をしたがる)
5月20日
starseeker
頭の中でずっと音楽が鳴っている現象を
イヤーワームというそうですが
最近はアルプスの少女ハイジですね
・
雨です
湿度が高いと水彩紙はしっとりするので
絵の具がなじみやすい
水彩には良い季節
5月21日
アルプスの少女ハイジ2099年
(もちろんペーターの羊は電気羊
なんでも教えてくれるおじいさんは、空中に浮いている巨大サーバー)
アニメ・ハイジのオープニングにものすごく紐の長いブランコが出てきますが
軌道エレベータのように
静止軌道上から2本のカーボンナノチューブをつるしたブランコというのは
可能でしょうか?
・
イヤーワームは
ハイジから
ピーターガブリエルのリズム・オブ・ザ・ヒートを経て
電気グルーヴのシャングリラへ変化
イヤーワームになる曲は聴きやすい曲が多いですね
決してクリムゾンみたいな変拍子の曲は出てこない(笑)
5月22日
brian eno の曲のような街
夏らしくなってきました
最近
夕食は、毎日ゴーヤチャンプルー
卵でとじるというチャンプルー独特の作り方がちょっと苦手なので
普通に野菜炒めのような作り方です
オイスターソース炒め
5月23日
OSが重くなるので
ずっと拒んできた更新プログラムのインストールですが
ここ数日で強制的にSP1にさせられてしまいました
最初にインストールしたときは軽快だったwin7も
度重なる更新でどんどん容量が大きくなり
余裕を持って切ったはずのCドライブのパーティションも
空き容量がなくなってきて
なんだか起動が遅くなりました
人の精神が老いていくプロセスを観ているようです
多分
パソコンやネットワークは
われわれがこうだと思い込んでいる精神構造の無意識な物質化で
この閉じた精神世界の中でわれわれの一生は終わるわけですが
ホントはもっと違う脳の使い方があるような気がします
5月24日
だらしないスペースオペラが描きたい
思いっきりメビウスタッチで(笑)
・
流行語って言葉の大切な部分を壊すよね
最近はスーパーのアナウンスまで
買うなら「今でしょ!」って
なんだかうるさい
そういえば
「明日のジョー」の矢吹丈は
明日というタイトルがついている割には
ほとんど先のことなんて考えていませんでした
彼には「今」しかなかったような気がします
ほんとに今に生きている人は
「今でしょ」とか言わない
言葉は流行ってしまったら、その後すぐに死語になり
一巻の終わり
「今」という言葉の素敵な部分が
ほとんど失われてtしまいます
5月25日
しおりちゃんと夜のあそびどもだち
5月26日
ノースアイランドビールを呑む
地ビールって、味が個性的なのはいいんだけど
けっこうくどいのが多くて
やっぱり普通のスーパードライが一番おいしいね
っていうことになりがちですが
ノースアイランドビールは
個性的でフルーティでのどごしすっきり
浅草の老舗酒屋「大桝(だいます)」の店長さんお勧めビールです
5月27日
ブルージェイス川崎、サヨナラ打!
ブルージェイスのムネリン(川崎)が
愛するイチローがいなくても
元気で活躍しているようでよかったよかった
チームメイトやファンにもずいぶんと愛されているようで
きっと彼がかわいいからでしょう
かわいさとは、作為のなさ
イチローへの愛も野球への取り組みも
作為がないんだな
ダライラマもチャーミングさが大事だとおっしゃっております
かわいくありたいものです
5月28日
梅雨前線参上
明日には梅雨入り宣言が出そうな気配です
今年は早いな
気持ちのいい5月がちょっとしかなくて残念
5月29日
梅雨は嫌いじゃありません
水彩紙はしっとりして絵の具がのりやすので
なかなか良い具合
8月にいつものギャラリーまぁるでグループ展があります
「目には見えない生き物たち」展
最初、妖怪展をやろうという話でしたが
ギャラリーのオーナーが妖怪はいやというので
こういうタイトルになりました
とはいえ
作品テーマなんてだいたいでいいんです
描き始めてみれば、なんか妖怪とはかけ離れてきました(笑)
5月30日
飛行少女
いつもお世話になっているワコムの液晶タブレットですが
ひさびさにワコムのサイトを覗いてみれば
今液晶タブレットを買うと
故障したときに代替機を貸してくれるというキャンペーンをやってました
うちのも2度ほど壊れて修理に出しましたが
キャンペーンをやるほど故障が多いのね
ドライバーの不具合も結構あるし
どうせなら
一台買うともう一台ついてくるみたいな感じの方が
安心です
その点ではアナログはいいですね
水彩紙が故障しました、ってことはないもんね(笑)
5月31日
いい天気です
梅雨入り宣言するとたいてい天気が良くなる(笑)
梅雨入りというのは昔から
悩ましい問題だそうです
浅草の銀だこでたこ焼きとビール