かものはし日記 2008年7月号


7月1日

どこぞの高校野球部監督が
イタリア・フィレンツェの「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」
に自分と妻の名前を落書きした問題。
落書きは言語道断だけど
監督解任は、ちょっとかわいそうかも


落書きに本名を書いてしまうほど
まぬけなんだったら仕方がない
うっかりして、そういうこともあるかもしれない
(悪いことをするのなら細心の注意を!(笑)
それとも
悪いことをしているという認識がないから
本名を書いたのか
後者だったら、とても問題です。

「戦没者慰霊法要のお知らせ」

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慰霊法要・朗読劇「焦土になった日」
チラシとポスターを描きました

2008年8月2日(土)
経王寺にて
13時と17時の2回公演&法要です

出演はおなじみの北原久仁香さんなどなど

7月2日

グループ展のお知らせ

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2008年8月18日(月)〜8月24日(日)
12:00〜19:00(最終日は16:00まで)
ギャラリーMalle

ラベル展 乾杯!

阿部香、有藤有香、大野隆司、加藤龍勇、後藤啓介
後藤範行、たなか鮎子、谷口周郎、兆乃一十、中川悠京
中島史子、中村豪志、ナツコ・ムーン、まつやまさとこ
村田篤司、矢野信一郎、よしざわようこ

ビールやワイン、焼酎などのラベルに絵を描き
展示販売するという企画展です
ラベルは、印刷してびんに貼られます
もちろん中身も入ってます
(ビールは地ビールです)
原画も展示販売されます

是非いらしてください!

7月3日

原油価格高騰で
いろいろなものが値上がりましたが
水彩紙も上がりました
去年10枚セット13000円だったのに、今は21000円
倍とは言わんが倍に近い
貧乏人はパソコンで絵を描けってか?という時代がもうすぐやってきそうです(笑)
こうなると
描き損じたからといって、おいそれと破棄できなくなりました
なんとか粘らないとね
失敗をなんとかしちゃうパワーを養う良い機会かもしれません

7月4日

大野隆司さんと岡本雄司さんの二人展を観に
表参道のギャラリーオーパへ

絵描きの人や物書きの人と
着地の仕方の話をしました
作品というのは、最終的に着地の仕方も大切でした
(忘れてましたよ(笑)

マイルス・デイビスは着地がすごくうまい

ソフト・ランディング!
(軟着陸)

7月5日

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jack dejohnette & foday musa suso / music from the hearts of the masters

前日頂き物のオカヒジキを食べたせいか
ものすごく見事なう○こをしてしまい
流すのに苦労しました(笑)
腸の調子は絶好調のようです

この音楽も聴くと腸の調子が良くなりそうな
生命力に充ち満ちたヒーリングドラムミュージック
去年あたりから僕の一番好きなドラマーは
jack dejohnetteになりました
おすすめです

7月6日

夕方
ピープーとお豆腐屋さんの笛の音が聞こえてきました
さすが下町
なかなか風情があって良い感じでしょ
だからといっていそいそと豆腐を買いに出かけられない理由があります
それは、大家さんがお豆腐屋さんだから(笑)
そんなことを考えていたら
ピンポンと鳴って、玄関に大家さんが!
(よかった出かけなくて)
なんとばらばらの扇風機を持って立ってます
「いや、扇風機を買ったのだけど組み立てられなくて・・
組み立てくれない?」
もちろんすぐに組み立てて
大家さん宅に持って行ったら
お礼に、ビールと醤油をいただきました
(ビールと醤油って・・)

マンションの各フロアの蛍光灯の交換などなど
大家さんにはいろいろなことを任されていて
僕がいなくなったら困ってしまうのではなかろうかと
心配で当分引っ越せませんね(笑)

7月7日

ジェロとウイル・スミスの区別がつきますように・・

七夕のお願いです

追加
ミートホープの社長と丸明の社長
あ、これは同一人物?

7月8日

洞爺湖サミット

地球という星の資産価値が下がっているので
なんとかしましょう、という会議ですね

人間というのは、自然の中から生まれてきたのに
自然を切り離すことで
増殖してきた不思議な生き物です

「人間の存在を支えてくれるものを愛することもせず、
対立するような人間どもだけが悲しみを持つ」
ヤキ・インディアンのシャーマン、ドンファンの言葉が心にささります

「新しい世界を創造できるのは、政治家ではなく、改革者や思想上のわずかな聖人君子ではありません。
愛していて、元気で、幸せな人たちだけなのです。」
これは詩人であり思想家でもあるクリシュナムルティの言葉

知性に限界が来たようです

人間と自然という二律背反を超えられない知性に変わるものってなんでしょう
なにぶん、それほど愛があるわけでもなく、めちゃめちゃ元気というわけでもなく
まあちょっとは幸せかもしれないと思っている僕には
思いつきもしません(笑)
(いや、でも一生懸命考えてはいるんだよ)

7月9日

たいした進展もないまま洞爺湖サミット終了

環境に対して
実は多くの人が楽観視しているような気がします
(エコライフなんてただの罪悪感逃れですから)
何とかなるんじゃないですか〜
みたいなハリウッド映画的一発逆転脚本
誰かが
無公害のエネルギーを開発するんじゃないかと
密かに期待しているはずです
この分で行くと
人のあり方が変わるなんてことは
ほとんどありえなくなってきましたから
この状況を一気に変えられるのはテクノロジーだけです
幸い人類はテクノロジーだけは得意です
フリーエネルギーとか
量子ブラックホールとか
オルゴン・エネルギーとか
ピラミッドパワーとか
人工光合成とか
常温核融合とか(懐かしい(笑)
いちばん現実的なのは太陽エネルギーかも
衛星軌道上に発電所を設置して
電力はマイクロ波で輸送
(未来少年コナンのラオ博士の研究テーマだ)

未来はひとりのマッドサイエンティストの誕生にかかっています

我々は安っぽいSF的状況の中にいるのです
なんだか情けなくなってきました(泣)
(そうそう、こんな話を昨日電話で母親に愚痴ったら
今朝、元気を出せ!というメッセージ入りのチョコレートとコーヒーが送られてきました
いや、そういうことじゃなくてね・・)

7月10日

ポタリング(自転車散歩)

昼間は暑いので
深夜徘徊

気軽なワインバーだと思って寄ったら
安全な和牛を使ったこだわりシチュー屋さんでした
うちの近所でこの値段は高いよ

いいんだよ和牛じゃなくたって
いまさら(笑)
多少危険でも俺はなんでも食うぞ(命なんだから)

そうそう
この時期になると報道されるスペインの牛追い祭り
毎年不愉快な気分になります
馬倒し祭りっていうのもあるんだよね
グリーンピースはこういうところでテロ行為をしなさいよ(笑)

7月11日

本格的に夏になってきましたね

7月12日

北千住の朝日サイクルさんで
愛車BD-1用のボトルケージを買う

西日暮里の餃子の王将で腹ごしらえをした後
自転車で深夜徘徊

7月13日

北千住にジャズを聴かせるラーメン屋があるというので
行ってみました
夜は本格的なジャズバーになるようで
ミニライブもあるそうですが
昼間はカーペンターズが流れておりました(笑)
オッケーです
カーペンターズも大好きですから
(夏の暑い日にサックスのブロウは暑苦しいかも)

僕が初めてお小遣いで買ったレコードは
カーペンターズの「now and then」
名盤です。

夜は、自転車で江東区のティアラこうとうへ
友人主催の落語会「第十一回 落語馬花」
二つ目 金原亭 馬吉さんのファンです
とても色気があります

その後は、浅草の屋台でビールと牛すじ

僕の人生に必要なのは、笑いとジャズ
下町は両方とも気軽にいけるのがいいです

7月14日

友人のイラストレータ、中村豪志さんの個展を観に
銀座のギャラリー 銀座フォレストへ
相変わらずファンタジックでかわいくてそこはかとなくハードSFな
イラストが素敵でした。
そして、ギャラリーもすばらしかったです。
戦前からある元高級マンション(奥野ビル)の一室をギャラリーにしたそうです
http://www.art-icle.jp/special2.html
他の階にも多くのギャラリーが入っています
各階にあるギャラリーの明かりをたどりながら
古くて薄暗い階段を上がっていきます
(エレベータは手動ドアだそうです、僕は閉じ込められそうな気がして
怖かったので階段を使いました(笑)
ちょっとした異空間です
(階段の脇に不思議なオブジェがあったり)
古い建物好きの人は是非!


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百鬼夜行ビール

来月のお酒のラベル展のビールのラベルです。
lament(悲しみ)という名のビールとか
starless and bible black という名の黒ビールとか
キングクリムゾンの曲のタイトルをモチーフに
いろいろ考えたのですが
結局夏らしく納涼おばけビールになりました(笑)
ビールには付録に「妖怪辞典」が豆本で付きます
(豆本は、おなじみの谷中あずき堂さん制作)
ここにいる10体の妖怪にプラス2体のかくれ妖怪の絵と解説を
豆本にしました
力作なので、是非見に来てくださいね!

7月15日

我々は石油を食べているそうです
一人あたりの一ヶ月の食事だけにかかる石油の量は75リットル
その内訳は、野菜や穀物だったら農業機械、ハウス栽培の燃料、そして輸送費
魚だったら船の燃料、畜産だったら・・・
石油なしでやっていくのなら
日本の人口は3000万人が限界だそうです
江戸時代の人口ですね

なぜ地球には石油があるのでしょう
それが不思議
石油がなければこれほど早くテクノロジーが進歩することはなかったのでしょうけど
そのかわり緩やかに穏やかに進歩して
環境にうまく適応した違った文明が立ち上がっていたような気がします
(それを夢想するのもSFの役目です)

石油は神様の罠ですか?

夕刻
版画家の大野隆司さんのグループ展を観に
おなじみのギャラリーMalleへ
大野さんと仲良しのおそば屋さん「一栄」のご主人とずっとお話してました
この方は、もともと理系でエンジニア
美術が好きで絵や建物を観に世界中を旅行した後
修行しておそば屋さんになったそうで
いちいち言うことが画期的です
勉強になりました
「一年やって、だめならやめなさい。」と
お弟子さんに言うそうです
ただ言われたことをそのままやるのではなく
自分で考えて工夫する力が大切
おっしゃるとおりです。
弟子になるには、面接して合格しないとなれないそうで
思わず「俺は?」と聞いたら
今のところ7割合格、と言われました
あとの3割は何が足りないんですか、とは
怖くて聞けませんでした(笑)

大野さんの作品「群衆」は
切実でとても良い作品でした
町を歩いているひとりひとりに
背景があり、物語があり、人生がある不思議さ
自分の人生において、僕は主役かもしれないけれど
他人の人生においては
ただのちょい役、通行人Aであるということ
主役を全力で演じきることはもちろん大切ですが
通行人Aも全力で演じきりたい
そう感じる作品でした

7月16日

自由業者のお供、テレビ東京午後のロードショーは
「燃えよ、ドラゴン」
ブルース・リーが世界的に有名になった出世作です
アクションはもちろんすばらしいのですが
弟子に拳法を教えるシーンが特にすき

考えるな、感じろ!

目先のことにとらわれていると、その先にある美しさに気づかない

などの台詞が印象的でした
この映画、小学校の時弟を連れて
初めて親の同伴なしで観に行った映画です
今観てもすばらしい
やはりブルース・リーの役者としての魅力ですね
結局残るものは人間のアナログパワー

ぽにょの宮崎監督が
電気で描いたもの(CG)では、だれも感動しないので
今回の作画はCGを使わずえんぴつに戻した
と、テレビのインタビューで言っておりました

7月17日

「未知なる地底高熱生命圏」という本が面白いです
地球の地殻の奥深く
そこには、原始的で高温を好む
超好熱性細菌が生息し
その規模は
我々を含む地球鏡面に住む生物の総量をしのぎ
この地底生物こそ
地球生命の起源発祥の地なのでは?
という奇抜な仮説を唱えたトーマス・ゴールドという学者さんの本です
序文は、SFファンなら知らないものはいないダイソン球の提唱者
フリーマン・ダイソン
ゴールドは科学のあらゆる分野に首を突っ込み
専門家が築き上げた常識を覆してきたようです
(いくつか失敗もあったようですが、)
海底の熱水噴出口での原始的な生物の発見(チューブワーム)など
この仮説にはいまやたくさんの証拠があがりはじめています
(こうなると月にも火星にも生物がいそうですね)

この地底高熱生命圏仮説によると
石油は化石燃料ではなく
もともと地球誕生の時から存在していた炭化水素が
変化したものらしいです
ゆえに無尽蔵
(げんなり(笑)

やっぱり石油は神様の罠ですね

7月18日

吉兆?
(吉兆という言葉は、最近ではすっかりうさん臭くなりましたが)

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朝起きたら、ヤモリが窓にへばりついておりました
都市部でも個体数は多いらしいのですが
僕の部屋は6階ですからね
気をつけてお帰りください

7月19日

今日も炎天下
熱中症に気をつけつつ池袋、新宿と
ポタリング(自転車散歩)

友人に誘われて
こころ座という朗読音楽劇団のライブを観に行きました
お題は宮沢賢治の「どんぐりと山猫」
男の子が、森の裁判官たる山猫に
ドングリたちの裁判の助言をするというお話
なるほど、これは来年から始まる
陪審員制度の心の準備を促すための物語だったのですね(笑)
たった三人で演じられていたのですが
さまざまな楽器を持ち替えたり
語る人が入れ替わったりして
厚みのある作品に仕上がっておりました

夜は宴会をはしご
気心の知れた人たちの中にいると
ほっとします

7月20日

今日は、ぼおっとしていました

日が落ちてから
隅田川を渡って向島の方へポタリング
橋の上から
屋形船が通り過ぎていくのを眺めるのが楽しいです
スローモーションで光る花火のよう

最近は自転車に乗っているときが
一番幸せかも(笑)

7月21日

自転車で踏切を横切るのがなぜか苦手なのですが
橋を渡るのは大好きです
隅田川にはたくさんの橋が架かっていて
どれも個性があります
一番好きなのは、桜橋という歩行者専用の橋です
橋の真ん中には、ベンチもあって
いつもそこで朝食を食べるのが楽しみ

帰りは、いわゆるブルーシート通りを抜けるのですが
どのおうちも皆丁寧に作られ
中には、ある種の美しさも漂うようなものもあったりして
皆さん腕の良い職人さんだったのだろうな、と切なくなります
こういう人たちに仕事がなくて
パソコンでお金の出し入れだけでもうけている人がいて
もうほんと
おれはこの星の神様とは
価値観が合わん(笑)

ようやくエミリー・ウングワレーの展覧会に行ってまいりました
テレビや目録ではわからなかったのですが
彼女の絵たちは、特に遠近法を使っているわけではないのに
不思議な立体感があります
(昔はやった立体視のような)
一見抽象のようですが、ものすごく具象だと思いました
大地をじっと見ていれば
こういう絵になるんだろうな
僕らは、彼女の大きな絵をちょっと離れて全体的に観ているわけですが
彼女は、絵を砂漠の大地に広げて
全体を見ないで(というか見えない)描いているわけです
それでも
全体は美しいバランスに満たされている不思議
鳥瞰もしくは客観という
近代以降われわれが獲得した視点というものは
実はそれほど重要ではなかったのだと言うことを
教わったような気がしました

すべては感覚と調和なのでしょう

とわかった風なことを書きましたが
実は僕は何もわかっちゃいないんです
それがよくわかりました(笑)

7月22日

下描き禁止令発動

本日より
すべての絵描きは、下描きをすることを禁止します
鉛筆などで下絵を描かずに
白い紙にそのまま墨(ペン、筆等)を入れること
また
明らかに下絵を描いて完成させたと思われる絵の所持も禁止します
違反者は
最大200万円の罰金、禁固6ヶ月・・

なんていう法律を作ると
何か新しいものが生まれるかもしれないと
エミリー・ウングワレーを見ながら思いました

下絵を描いてきっちり描かれた絵が
闇で高額で取引されたりして
あんまり意味ないか(笑)

7月23日

僕は、小学生の頃
江戸川乱歩の小説の中の「乳房」という
単語で欲情した覚えがあります
と酔っ払いながら告白したら
かとちゃん、おれより上の世代は
みんなそう
みんな辞書で欲情したんだから!
と、酔っ払いながら谷中の森の賢者は答えました

今は情報過多で
なにも想像しなくても欲情できる状況ですが
昔は
少ない情報から過剰な想像を引き出し
欲情していたわけです

どちらが幸せなんでしょう

7月24日

今日は昼間にお酒をのんでしまいました
谷中の森の賢者さんのパソコンを修理したお礼にと
ごちそうになりました

これが昼呑みというやつですか?

初体験
なんか大人な気分です(笑)

7月25日

左手で絵を描きながら
テレビの料理番組のレシピを右手で
クロッキー帳にメモる

10分でできる夏カレー

おいしかったら、レシピをアップします

7月26日

去年までは
僕の部屋の窓からでも隅田川の花火が
ちらりと観られたのですが
(「遠花火」という感じで風情があったのです)
今年は
眼前に建設中の巨大病院が立ちはだかり
ついに何も見えなくなってしまいました
正確には、開いた花火の一部だけ見えます
一部だけでは
「遠花火」とは言えませんねえ
(一部だと何かが爆発しているように見える(笑)

7月27日

久々に荒川サイクリングロード
日陰がほとんどないので
こんがり焼けてしまいました
(黒いおじさんになってしまった(笑)
浮間公園あたりで公道に入り
石神井川沿いの歩行者・自転車道を抜けて
(ここも素敵)
飛鳥山で休憩
ついでに、公園内の紙の博物館で
夏休み中の小学生にまじって
紙の手漉き体験をしてきました
牛乳の紙パックを水に溶かして
はがきサイズの紙を作ります
自分で紙を作って、絵を描くのも楽しいかもしれません
帰りは、都電荒川線沿いを走り
さらに向島のカドという喫茶店で
お気に入りのクルミパンを買いました

今日は、50キロほど。
このくらい走ると、走った感がありますね

7月28日

暑いですね
暑いので戯言を少々
(って、いつも戯言ですが)

地球温暖化は人間のせいか?
いわゆる人為的地球温暖化に懐疑的な学者というのは、けっこういるみたいです
問題は、ちゃんと議論されていないこと
時代の空気に流されて
真実がゆがめられているかもしれないということ
科学とは
実は世間の雰囲気に流されやすく
政治家のように科学者の自尊心に左右され
真実はころころと変化していきます

じゃあ
科学はだめだから
スピリチュアリズムはどう?
科学は、ひとつのシステムですが
スピリチュアリズムも同様にシステムです
輪廻転生、守護霊、ソウルメイト、高級霊・・・
スピリチュアリズムも結構格差社会ですよ
魂が高いとか低いとかね

人類の最後の敵は、システムである

この言葉は、結構好きです
システムとは、信じている観念のことです
システムと戦うとはどういうことか
それは
何も信じるものがなくてもはつらつと生きていくことです
ダライ・ラマさんが言う「慈愛」とは
こういうことであると僕は勝手に解釈しています

そこまで考えて
じゃあ、どんな絵を描こうかな
と、じっと白い紙を見つめるけれど
何も思いつかない

何も信じるものがなかったら、何も描けないじゃないか!
それが悩みの種です(笑)

7月29日

ずるして先生になった人に
先生をやり遂げる覚悟があるんでしょうか
どうもがっこの先生には
いい印象がない私です
(なぐられてばかりだったし(笑)
がっこの先生より
予備校の先生の方が素敵でした
「きみたち決して心のない科学者や技術者になっちゃだめだよ」
と、とつとつと話してくれた理科系クラスの国語の先生が
一番印象的です
プロって、覚悟ですね
特に先生は、他の職業より(絵描きなんかよりずっと)その覚悟が問われます

最初に子供が向き合う大人は先生ですから
子供が大人を好きになるかならないか
大人になりたいかなりたくないか
を左右するのは先生だから

7月30日

イチロー3000本安打達成!

素人ながら、思うのですが
イチローの打ち方は
絵で言えば
下描きなしで描いている感じかな
水墨画とか墨絵のような
一般的な選手は、きっちりとした下描きを
練習で体に覚えさせて、
本番のときにそれをなぞるようにバットを振り抜くわけですが
イチローの場合は
下描きをしないので
あらゆる状況に対応できるのでしょう
彼は常々感覚を大切にしていると言っていますが
どういう練習をしているのでしょう
それが気になります

7月31日

ここ数日東京は涼しいです
日差しは強くても、風は比較的さわやか
クーラーなしで過ごせる喜び
パソコンも切ります
パソコンは暖房器具ですから(笑)
パソコンの冷却方法の研究も進んでいるようです
もはやファンを回す空冷方式には限界が来たようで
小型の冷蔵庫をCPUに貼り付ける方法とか
CPUのコアの中に
髪の毛ほどの冷却パイプを通す方法(すごいな〜)など
いろいろ考えているみたい

パソコンも熱い
地球も熱い
人の頭も熱い

一番最初に冷やすのは人の頭でしょう
これが温暖化の原因です
わたくしも冷やします