12月21日

漫画家の友人(37歳)がいつかこんな感じの
映画監督になることを夢想する
50歳くらいの時
長髪だった髪の毛も短くなり
髭は白く染めている
左肩には愛犬ブラッククロウ

雪のように冷たい雨
グレーの青空
白い炎のような息
とぼとぼと100円ショップへ(笑)

沖縄のソーキそばというのをいただく
麺が太くて平麺でおいしかった
いつか
南の島に永住したい
そう思わせるような豊かで深い味

12月22日

若い頃はまった彼の映画たち
今の年齢になって
もう一度観ると
もっと違った見方ができるかもしれない
(いまいち似てねーな)

坂本龍一の曲の中では一番好きな
RISKY
ボーカルをとっている彼の退廃的な歌声が大好き
(これもいまいち似てねー)
ニール・ヤングもそうだけれど
ネイティブ・アメリカン顔が素敵
いかれたじじいにもなりたい

12月23日

朝食はスパゲティ
家の乾物年末一掃キャンペーン実施中
シンプルなにんにくと唐辛子のスパゲティに
ハンガリーのおみやげにもらったデイルの種を混ぜてみたら
とても美味
タケノコの乾物もまだまだ沢山ある
タケノコの乾物は
サンラータンを作るときに入れると
歯ごたえがあって絶品なのだが
これをうまく使って
スパゲティにできないかな、と思案中


酷薄さと優しさの同居

最近のおしゃれな本屋さんは
椅子が置いてあって、座って読むことができる
きのうは
2時間椅子に座り続けて
一冊読んでしまった
ひどいやつ

タケノコの乾物を水に戻して
きんぴら風に料理する
作りながら
ちょっと日本酒を飲む

12月24日

そうか
今日はクリスマス・イブか
だったら
もうちょっとそれらしい絵を描けばよかった
動物大好き
どんな人間より素敵な目をしているもん
動物たちに
人間より多めの神様のご加護を


クリスマス・イブらしい絵を・・(どこが?(笑))
今年もあと1週間
自分の居場所は
自分の中にしかない
外側にはない
誰かのそばにもない
むかしよくあった話で
理想郷を求めて旅をした主人公が
最後に、理想郷は自分の心の中にあったんだとかなんとかぬかして
終わるやつ
ふざけた話だが真実ではある
この世に
インターネットに繋がっていないパソコンは
多分存在しないように
ひとりひとりは必ず
世界に繋がっている
実感がなくても
そうなんだからいいじゃない
さびしくないよ
自分というosの置き場所は
自分の身体全体
とにかく、体だけは元気でありたい
それだけで
しあわせいっぱいのはず

12月25日

パソコンで作業中
突然ファインダーがおかしくなり
起動せず
多分アクセラレータかハードデイスクがいかれたのかも
その両方かも
あまりにも悲しくて
気持ちを落ち着つかせるため
近所のスターバックスでコーヒーを飲みながら
しくしく泣く(笑)
クリスマスなのに
おれは異教徒だから?こんな目に・・(かものはし教)
気を取り直して
押し入れの中から
古いハードデイスクとCPUカードを取り付けて起動する
起動はしたが
すっかりアルジャーノン状態
ソフトをインストールしなおして
設定をやりなおして
なんとかホームページの更新までは漕ぎ着けました
今日は
仕事が終わったら
ウインドウズマシンにLINAXでもインストールして遊ぼうかな
とか思っていたのだけど
それどころじゃないな

12月26日

アクセラレータもハードデイスクもなんともなかったので
安心しましたが
データは全て吹っ飛びました(泣)
みなさんからいただいたメールが・・
メールちょうだいね
メールボックスに何も入っていないというのは寂しい
PHOTOSHOP5.0がマックのOSを破壊するという話を
誰かから聞いた覚えがあるのだが
本当かも
ちょうどPHOTOSHOP5.0を使っていた時だったから
御注意ください


なにかのパンフレットの写真の女の子を見て描いていたのに
数年前に亡くなった人にそっくりの顔になってしまった
遊びにきたね
クリスマスは終わってしまったけれど(笑)

12月27日

なんかSFみたいな絵(笑)
blade2を観ながら描いていたらこんなになっちゃった
ステイーブン・セガールが今一つ元気がない今
美しくて切れのいい身体を見せてくれるのは
ウイズリー・スナイプスだけ
恐い顔だけど
目が優しいのがいい
blade2は吸血鬼もの
吸血鬼というテーマは
作家のインスピレーションに刺激を与えるみたいですね
SFっぽい凝った設定が面白い
僕はほとんど刺激されないけど(笑)

12月28日

飲みにいって
しめの料理は
炊き込みご飯と赤出汁のお味噌汁とおしんこ
もしくは
もりそばか、鯛茶漬け。
かもなんばん、稲庭うどんは邪道!と言い切る
ちなみこれはわしの似顔絵(笑)
(髪の毛はこんなに多くないけど)

人の少ない町を歩くのは楽しい
普段とは違う町みたい
人の陰に隠れて見えなかったものたち
小さな路地
老夫婦が営む小さい文房具屋さん
消しゴムを数個買う

12月29日

水をとおして世界を見る
水の流れの中で誰かを見つめる
流れない涙はよどむからね

今年もあとわずか
今日は大掃除
換気扇の掃除だ!(気合を入れる)

ガスレンジまわりを愛撫するように掃除
なぜか盛り上がる(笑)

年賀状のプリントをしようとしたら
赤しか印刷できなくなっていた
このまま出すと自己中だと思われそうなので(笑)
新しいプリンターを買いにいく
プリンターの売り場の前では
腕組みをしたおじさんがずらり
邪魔なんだよ、悩むなよ
どれでも一緒
20秒で決めてレジにいく
(プリンターって、どれもみんなかっこ悪い)

年賀状のイラストを
トップページに載せました
ものすごく人相?の悪い羊が描けてしまった(笑)
牛?とか言われちゃうし

12月30日

大掃除第二幕
お風呂
排水溝は人の体の垢やら油やらでどろどろ
やっぱり人って生き物なんだね、とうれしくなる
水周りのほうが大変なぶん掃除をしていて楽しい
熱中しちゃうんだよね
掃除をしていると、その家の構造がよくわかってくる
意外とずさんな工事
メンテナンスを考えていない設計
目に見えない部分はとてもいいかげん

12月31日

ぼくは、純粋さとか
ピュアな人には興味がありません
狡猾な人が好きです
聖者より繊細な悪人が好きです
清濁併せ持った人
愛のある狡猾さ、自己矛盾を受け入れるしなやかさ
どんなベクトルにもニュートラルな人
純粋さというのは、世界に対して鈍感ということです
ひとつのことしか考えていない
愛のことしか考えていない
神様って鈍感でしょ
それは世界を微細に感じる能力が悪魔の領域にあるからです
祈っていても世界は変わりません
行動こそが祈りです
そして
行動の仕方は悪魔に聞きましょう

来年もよろしくお願いいたします


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