かものはし日記 2021年7月号


7月1日

キンドル漫画 Spiritual Fashion 3 発売中です
よろしければ是非!

ひんやりとした湿気
雨音
遠雷

なぜか落ち着く

7月2日

can / live in stuttgart 1975

当時のブートレグ(海賊版)の音源を現代のテクノロジーを駆使して高品質で提供
クラウトロックファン必聴
イルミンシュミット監修
ダモ鈴木せんせいがいないのはちょっと残念

ブートレグの語源って、アメリカの禁酒法時代に
ブーツに酒を忍ばせて運んでいた、ということらしい

7月3日

クリエイティブとはコントロールしないこと
コントロールするとほぼ既存のものになる

7月4日

すごい雨
数年後には日本は雨で溶けちゃう感じ

7月5日

あらゆるものが完璧に向かっていく
世界が製品化されていく

7月7日

意識こそ根源です
私は物質を、意識からの派生物と考えています
私たちは意識を後回しにすることはできません
私たちが話していることすべて、私たちが存在していると見なしている物事すべてが、意識を前提としているのです

ノーベル賞物理学者 マックス・プランク

portico quartet & hania rani / nest

これはステキ、幸せな気分になります

7月8日

mocky / overtunes for the omuniverse

2年位前のSF音楽アニメ、キャロル&チューズディでの
スコアが話題になった方の
緩やかなオーケストラアルバム
気持ちがいいです

7月8日

誘われて映画
ドキュメンタリー映画「ビリー」を観る
いろいろな人がビリーホリディについて語っているけれど
何も当たっていない気がしました
だれもちゃんと彼女を観ていない
みんな勝手な思惑を彼女に抱いてそれを彼女の本質だと思っている
麻薬で捕まって刑務所に入った一年と数か月
彼女はそこで歌も全く歌わず、他人に一切迷惑もかけずに模範的な囚人として静かに暮らしました
そこに彼女の本質があるような気がしました

7月9日

奇妙な果実 カサンドラウイルソン

わたくしの場合、奇妙な果実との出会いは
ビリーではなくカサンドラウイルソン
アレンジがかっこよかった 96年の作品
ベースがしびれる

7月10日

suba / tantos desejos

晴れてきたね

7月11日

先月
わが心のマスターのひとり john hassell 先生が他界されてしまったようです
感謝とご冥福を

city : works of fiction (1990)

当時の音楽はみんなブレードランナーみたい(笑)
かっこいい
このアルバムが一番好き
(某漫画情報誌にこのアルバムのレビューを書いたこともあったりして)

7月12日

もう夏かな

7月13日

星の旅人

最近のはまりもの、すばらしい!

うちのマンションの目の前のコンビニが閉店してしまいちょっとショック

7月14日

かげきしょうじょ!7巻で「幸甚」という言葉を知る
幸甚指数=萌え

すべては「萌え」なのだ
萌えであらゆることが説明できる
日本人は世界で最初にここにたどり着いた、誇っていい(笑)
宇宙意識とは萌えである

7月15日

misia furtak / nie zaczynaj

最近はポーランドのミュージシャンが面白いような・・

友人のキンドル漫画「昭和小僧」5話目、発売中です
今回は教育問題
そういえば、わたくしもおそらく子供の頃はADHDだったような気がする
授業中後ろの女の子とずっと話をしていて
机を後ろにむけられたことがあります(苦)
かわいそうなのは後ろの女の子だよなあ、ひどい教師だ
というか
子供の頃って注意力散漫じゃない方がおかしいと思うのだ

7月16日

galus / flower eat animals

これもポーランドのアヴァンジャズ

何にもわからないんだもん

どんなに情報があっても
本当のところは何もわからない
ということ

何もわからないを恐れず
受け入れる
怖れによる情報の選択は必ず間違える
そんな気がします

何もわからなくても
生きていけます
多分(笑)
いままでにわかったことなんて
何もなかったし

7月17日

星の旅人

フルコーラスもうっとりだよ

7月18日

昼間の月

今日は暑いね
青空を見上げると月が

ちょっと涼しい

7月19日

人に期待しない
そして
人の期待に応えない

7月20日

「許す」ってどういうことなんだろうね
どうすればいいのかわからない
本当に人を許す物語って存在しない
だって
人を許すのは物語じゃないから
物語の中にいたら
人は永遠に他者を許せない

俺も
許されたいし
許したい

micheal kiwanuka /cold little heart

7月21日

歳を取ると
たとえば今、猫を飼い始めたら
猫より先に本人が死んじゃうので飼えないというのはよくある話ですが
最近じゃあ
ある漫画の連載を読み始めて
この話はものすごく面白いけれど、ものすごく長くなりそうなので
自分が最終回まで生きているかどうかわからないから
読まない
という選択をしそうです(笑)

人は人に対していちばん残酷
誰の中にでもある残虐性
他者の残虐性に反応して正義を振りかざしてしまうのは
自分の中にもそれがある、ということ
(もちろん私にも)
それが見抜けないと
世界は優しくならない
それを見抜くことが「許すこと」なのかもしれない

7月22日

宇宙船ニューシェパード
フレッシュゴードンの宇宙船に似ている・・(笑)
というかほんとはフラッシュゴードンの宇宙船なんだけれど
ロシアっぽいというか1930年代のレトロフューチャーな感じがいい

養老せんせいのお話
とても面白いので是非
というかたとえがうまいのでわかりやすい

私という存在は
ひとりではなく、すべてとつながっていて
ひとつ

7月23日

世界に差別や憎しみが見えるのならば
それは自分の中にもきっちり存在するということ
それは
意識の灯台になるような気がする

7月24日

開会式(みてないけど)の音楽
既存のゲーム音楽を使うのだったら
布袋さんのキルビルのテーマがよかったのに
かっこいい!

7月25日

7月26日

7月27日

久々のお湿り
ちょっと涼しい
雨がうれしい

7月28日

sven wander / natura morta

一昔前だったらプログレかな
室内楽+ジャズ
とても素敵、おすすめです

DUNE 砂の惑星
新しいトレーラーを観ていたら
若干不安になってきた
多分期待しすぎなんだろうけど
とはいえ
キャスティングはどんぴしゃだし
とても楽しみ

7月29日

stuff. / t(h)reats

ベルギーのエレクトリック フリージャズ
好みです

7月30日

わたしのせいじゃない

人は因果関係が大好きです
原因と結果
こうなったのは、これが原因です
ネットをみているとそればかり

原因と結果を語る人の本当に言いたいこと
それは
私には責任はない、ということ
原因と結果を語る人のほとんどは
その件に関して私は関係していませんよ、ということを言いたい
自分と世界を切り離している
そして
悪いのはあいつです
おれのせいじゃねえよ
世界はそんな人ばかりだよ
(もちろん私も)

私も世界の一部です

7月31日

愛とはいかなることがあっても
関係を切らないこと

世界をコントロールしようとしすぎて
関係するということを
忘れている

ほんとにそうだよなあと、反省しつつ
7月が終わる