かものはし日記 2020年6月号


6月1日

キンドル漫画 「Songline Flap 2」 新発売です

歌が言葉を癒す旅
ソングラインシリーズ、第二弾です
よろしければ是非

「地平線に少し寄りかかる」 
(木製ボード アクリルガッシュ) 1万円

恒例のチャリティ展です
今年はコロナの影響で今月開催

東日本大震災被災地支援チャリティ展10
思い出

会期は
6月16日から6月21日
場所は
恵比寿のギャラリーMALLEです

よろしくお願いいたします

6月2日

spiritual fashon

アテンションエコノミー
という言葉を知りました
注目されることが価値を生む経済、バスることが最高の価値

ネットを開けばつい新しい言葉を覚えてしまう
新しい先入観が増えてしまう
新しい概念は
世界を広げるのか、狭めるのか

6月3日


花の心音

hania lani / home

このピアニストは、すばらしい
超おすすめ

6月4日

今日は暑いねえ

6月5日


夙夜夢寐

6月6日

アマゾンレビューだけを参考に読む前の読書評

ノヴァセン 超知能が地球を更新する

地球はひとつの生命体であると仮定した
ガイア仮説の提唱者、ジェームズ・ラブロック博士は
なんと今年で100歳
さらに
最新刊「ノヴァセン」で
人工知能と人類の共存という未来を論じているそうです
地球を一つの命とした素敵なガイア仮説を提唱した博士の割には
なんだかなあという感じ
なんとなく
AIとナノマシンで地球の気象をコントロールすれば
すばらしい未来が広がるのだ的な?
人間じゃなくて
地球をサイボーグにすればいいじゃん
サイボーグガイア仮説じゃん
みたいな感じが予想されますが・・
まあSFならアリかも

読んでみようかな

やはりリズムが大事

ワコムのタブレットのペンが壊れて
テールスイッチの消しゴム機能が使えなくなってしまいました
画面上で切り替えれば消しゴム機能は使えるのですが
「線を引く、ペンをひっくり返して消しゴムを使う」
というリズムが狂うと
絵がうまく描けない
不思議です

ひとつ何かが壊れると続いて二つくらい壊れるものですが
ヘッドフォンの片耳が聞こえなくなりました
断線だったので、ひさびさにはんだ付け

6月7日

特に知りたいとも思わない結末

「久米さんのラジオなんですけど」が
今月で終了
寂しいなあ

濱瀬元彦 the elf ensemble

6月8日

ひんやり、しっとり
梅雨の朝の空気は心地いい
梅雨は日本のエロスの原点だよなあ
そして
Dwight Trible / what the world needs now is love
スピリチュアルジャズで
熱くなってください

6月9日

もうマスクはいやだ

と、世界の中心で叫びたい
買い物に出かけるとき
エコバックとマスク
必ずどちらか忘れてエレベーターの中で気付く

6月10日

本当に幸せな人は、恋愛しない

空の青さを知る人よ

最近のアニメは
悪い人が出てこない
いい人しか出てこない作品が増えました

悪い人はリアルじゃないというか
つまらないというか
いい人を描く方がクリエイティブということなのかもなぁ

未来はおそらくいい方向に
クリエイティブな方向に
向かっているんだと思います

吉岡里帆さんの声の演技がよかったです

6月11日

鳴神月

6月は雷鳴が多いですね
サージ電流に注意です

6月12日

夢がなくてもはつらつと生きていける
夢のような世界へ

6月13日

号泣5分前
自動カウントダウンシーケンス開始

6月14日

the vast of night(アマゾンプライムビデオ)

オールドスタイルなSF映画
ほとんど会話だけでラジオドラマのようにお話が進行していきます
雰囲気がとても好み
演出もうまい

レヴューの評価が低いな~
オチとかはどうでもいいのだよ

6月15日

明日よりチャリティ展です
よろしくお願いします!

6月15日

whale fall / it will become itself

ポストクラシカル、ポストロック系です

「女優 原田ヒサ子」

ユーロスペースにて

6月17日

6月18日

この世界の真実がわからない

2週間ほど前
カードの不正利用があったので
カードを新しく再発行したいのですがという電話がかかってきて
これは新手の詐欺なのかと警戒したけれど
2週間後に
ちゃんと新しいカードが来たので
これは詐欺じゃないのね、きっと

6月19日

努力より直感

音楽でも絵画でも
何かを獲得するのにはおおよそ1万時間かかるらしい
とはいえ
1万時間かけたからといってだれもがモーツアルトになれるわけでもない
たとえば絵がうまくなるというのは
単なるロジックの積み重ねなので
ロジック自体が過去のモノである以上
新しい何かは決して生まれない
このあたりがもどかしいのだが
まじめな絵描きはつい努力をしてしまう
「だってそれ以外何をすればいいのだ」と

それ以外をするのだ
それが直感

アインシュタイン曰く
「直感は天からの授かりものであり、理性は忠実なる下僕である
われわれは下僕をたたえる社会を作り、天からの授かりものを忘れてしまった」

6月20日

意見や批判について考えてみる

意見が
社会生活という巨大な装置に対して持つ関係は
油と機械との関係に等しい
タービンの前に立って、それに機械油を浴びせかけたりする人はいない
少量の油を
隠れた鋲や継ぎ目に差すのであって
肝心なのは
それらの位置を知っていることなのだ
(ヴァルター・ベンヤミン 批評家 思想家)

位置を知らずに意見や批判を垂れ流すと
憎悪しか生まれない
社会生活という巨大なシステムの流れがさらに悪くなる

6月21日

ハーモニーとは
異なるものが響きあうことで生まれる
みんな違うことが前提

6月22日

梅雨寒・梅雨冷

しっとりとした寒さが心地いい
沿道わきに雑草のように生えている朝顔もいい

6月23日

言の葉の森

6月24日

purnamasi yogamaya / oh my beloved

美しい
リトアニアのシンガーソングライター
ちょっとヴァージニア・アストレイっぽい

チャリティ展終わりました
絵を買ってくださった方、ありがとうございます!

6月25日

クラウドウォーカー

コルヌトピア 津久井五月

2017年SFマガジンのコンテスト大賞受賞作
未来の東京は環状八号線が連なる森となり
その森は巨大な植物計算機として機能しているという設定が美しい
映像で見たいなあ

6月26日

新実存主義

今をときめくらしい若き哲学者マルクス・ガブリエルの本
心と脳はなぜ自転車とサイクリングの関係ににているのか
というキャプションにつられて
(自転車好きなので)
読み始めたのですが
哲学の全体的な流れを知らないと
さっぱり理解できないようなので断念

人生の真実を語ってゆくのには日常言語で充分である

と、どなたかがおっしゃっておりました
もしくは哲学は
考えることをやめた方がいい
(負け惜しみ)

6月27日

引き算の未来

クリエイティブな引き算の方法を考える

6月28日

星座メーカー

heerlens percussie ensemble / biologic music

70年代オランダのパーカッショングループ
ステキです

6月29日

人は弱っているとき攻撃的になります
敵を作ることで
自分の中の弱さを覆い隠すことができる
他者をマウントすることでアイデンティティを取り戻すことができる

攻撃的になっているときは
弱っているのです
弱っている自分を そのままに観察してあげることが
大事なんだと思います

この社会はみんな弱っているのだから
いたわりあいましょ

6月30日

正義の星にて

この星に
愛はほとんどないけれど
正義は77億ほどあるのだ