かものはし日記2019年1月号
1月1日
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
そういえば
実家で見た紅白は
suchmosのvolt-ageが良かった
和製ポストロックぽくて好み
・
電車って速いよね
今回も三ノ輪から辻堂の実家まで自転車で帰るつもりでしたが
保土ヶ谷あたりで断念
自転車をたたんで電車に乗る
大晦日は、風もゆるやかで気温も適度に寒くて
絶好のサイクリング日和でしたが
保土ヶ谷から戸塚にかけての延々と続く坂(権太坂)を上る気力がもうありません
1月2日
1年単位で生きていくから1年があっという間なのだ
1日単位で生きていく
1月3日
いまどき
年賀状で
宛名面も絵柄面も手書きってすごい
絵柄面なんて全面絵だし、2色カラーだし
希少な友人(笑)
1月4日
giuliano sorgino / africa oscura
パーカッションとムーグシンセのみというのがいい
1月5日
知識を獲得すると鈍感になる
ような気がします
1月6日
jurg frey /circles and landscapes
音数のとても少ないピアノ曲集
ぐっときます
・
そういえば
母は、ふくらはぎをマッサージする健康器具を愛用していたのですが
テレビでふくらはぎをマッサージすると長生きすると
知るやいなや
その健康器具を捨てたそうです
なんで?と聞いたら
長生きしたくないから
という答え
こういうところは相変わらずかっこいい?母でありました(笑)
1月7日
好きな物語のパターンは
憎しみの連鎖が突然奇跡的に切れる話
と
自分自身についていた嘘に気がつく話
ぐっとは来るけれどいまいち釈然としない話は
自分の居場所の話
他人に認めてもらわないと
自分が存在できない世界と言うのは
関係性としては素敵じゃないような気がします
1月8日
時効警察が復活するそうで
とても楽しみ
監督の三木聡さんの映画「転々」は
わたくしのライフタイムベスト3に入ってます
・
アニメ「どろろ」1話を観ました
(キャラデザインは色気があるし、エンディングの歌が好き)
手塚治虫は偉大だし
日本のアニメはすばらしい!
1月9日
いただき物のソーセージとキャベツをなべに入れて
水を入れずにキャベツの水分だけで弱火で蒸す
後は塩コショウで味付け
コショウはブラックペッパーをたっぷり
簡単でおいしいです
1月10日
冬空間の音楽
・
ゴジラ 星を喰うもの
ゴジラとキングギドラ(神)の究極の戦いを
人間同士の観念での代理戦争として描いたのはさすが
「神」って観念ですから
SFが高度なテーマを扱うと
物語というより論文になってしまうのだけれど
僕はそれでもいいと思っています
1月11日
1月12日
1月13日
SFは難しくなりました
特にアニメ
恋愛ものにまで不確定性原理や量子論が導入され
もはや世界の土台自体が揺らいでいて
不確定です
この不確実な世界をどう楽しむのか
言葉を多用してこの複雑な世界を説明することで
物語の構造をなんとか保つのも
ひとつの方法だと思いますし
もっと別のシンプルな方法があるのかもしれない
量子論は世界が中二病であることを
証明しているような気がします(笑)
もうちょっと、世界を高二くらいまで引き上げたい
SFはおもしろくなってきました
1月14日
もう少し女の子寄りのどろろ(だって女の子だもん)
手塚治虫の漫画「どろろ」を読み返す
物語は当然だけれど
やはり絵がすばらしくうまい
1月15日
1月16日
そうか、ウインドウズ7は来年の1月でサポートが切れるのか
いいOSなのになぁ
1月17日
たまにある
「問題を解決しない」物語が好きです
普通
問題は解決されて物語は終わるわけです
とはいえ
問題を解決することは新たな問題を生み出すだけですから
その流れに乗らず
問題を保留する、放置する
放置の仕方がうまいとぐっときます
1月18日
1月19日
アイヌ音楽の伝承者 安東ウメ子さん
うぽぽな感じが素敵
こういう音楽が合うSFが描きたい
1月20日
恵方巻きを大量廃棄する季節が近づいてきました
食品ロスの話を聞いていると、くらくらしちゃいます
全世界で捨てている食べ物は13億トン
(日本は600万トン)
作っている食べ物の三分の一が捨てられています
食料になった生き物たちは死に損です
まあ、必ずバチが当たりますね、人類は
・
出渕裕さんと草なぎ琢人さんの二人展へ@下北沢 バーラストチャンス
久々にお二人と呑んで楽しかったです
ありがとうございました
1月21日
スタートレック ディスカバリー シーズン2
エンタープライズの初代艦長クリストファー・パイク登場
ぐっときます
今回は、スポックとスポックの血のつながらない姉マイケルとの
確執が物語の軸なのかな
1月22日
昨晩
やけに月が大きいな
幻魔大戦の漫画版の最終回か、と思ってみていたら
スーパームーンだったのね
1月23日
ursula K. le guin & todd barton / music and poetry of the kesh
文明崩壊後の二万年後に
北カリフォルニアの地で暮らすケシュ族の生活を描いた
ルグインの小説オールウェイズ・カミングホームの原書に付属していた
サウンドトラック
インディアンのようにのどかに暮らす架空の民族ケシュの
架空の民族音楽です
1月24日
glen hansard / i'll be you , be me
この方の声がすき
once ダブリンの街角で という映画で俳優もやっております
1月25日
exit north / book of romance and dust
元ジャパンのスティーブ・ジャンセンのプロジェクト
これでボーカルがお兄ちゃんのデヴィッド・シルビアンなら
ナイン・ ホーセス復活という感じになるんだけど
ボーカルはトーマス・フェイナーという方
シルビアンより若干暑苦しい歌い方なので好みが分かれちゃうけれど
(シルビアンの歌声は唯一無二だからしょうがない)
とてもすばらしいアルバムです
1月26日
伝説のプログレバンドCANのキーボートの人の曲
20代の頃からお気に入り
1月27日
tom rogerson with brian eno / finding shore
積極的に若手とセッションをするイーノ先生はさすがです
(トイレで出会ったそうです(笑)
老いたら、若者から学ぶ
そういうじいさんでありたい
ポストクラシカルの発展系です、すばらしい
1月28日
たぶん
夢や希望
もしくは愛
そして自信
皆必要のないものです、たぶん
さらに
弱さを描けない絵描きは最悪です、たぶん
1月29日
フランス産ジャズというかプログレ
チェンバー・ロック系
タンゴ色もちらほら民族音楽風でもあったりして、かなり傑作
1月30日
1月31日
最近
朝のゴミだしを忘れるんだよね
老いかな