かものはし日記 2016年2月号


2月1日

呑みすぎ@牛込神楽坂

一軒目は、ミシュランにも載っているらしい蕎麦屋さん
牛スジの煮込みも格調高い

二軒目は毘沙門天の近くの細い路地を入っていくとある古民家居酒屋
「酒ト壽」
お値段もリーズナブル
お酒も1合、半合を選択できます
おしゃれなのでデートにぴったり
お勧めです

2月2日

ラジオで流れていた川本真琴の「微熱」にぐっときてしまった

2月3日

アメリカの大統領の選挙は楽しそう
面白いって言うのは大事
面白いって変化だもん

2月4日

寂しさでぽっかりあいた空間を
何かで埋めようとする行動そのものが
自分や他人を傷つける
空間はそのままに
寂しさはそのままに

2月5日

今この瞬間の龍

南南東に愛はあるのか

廃棄する食材が出ないように
日々冷蔵庫の中身をチェックして献立を考えているわたくしにとって
恵方巻きの売れ残り大量廃棄のニュースは
とても悲しい

2月6日

セラピストと寝てはいけない
というせりふにぐっと来た

2月7日

人生の崩壊とは
自分の居場所の喪失です
それはとても苦しいことだけれど
元いた居場所にしがみついたり、新たな居場所をさがしたりせず
野宿でいいんじゃないの
そうすれば
世界中が居場所になる
それが
自由だったり
共存だったり
てことなんじゃないのかなぁ

2月8日

八代亜紀のジャズアルバム「夜のアルバム」聴いてます

夕方から、近所のSFホラー映画評論家の人と呑み
2軒目の立ち呑みビールバーのマスターと
鉄血のオルフェンズで盛り上がる
格差社会ガンダム
あまり戦闘シーンがなくて群像劇になっているところが
おじさんでもいける
登場人物が変に屈折してなくてみんないいやつなのよ
岡田麿里さんの脚本がすばらしい

3軒目は、鶯谷の改札前、ラブホテル街入り口付近の
呑み屋というか24時間食堂というか
超有名な信濃路
安いけど結構おいしい
山手線駅人気ランキングでは最下位だけど
いい街だよ、ここは

2月9日

面壁九年、堅牢堅固

最近、呑んだ次の日は胃が痛いんだよ
歳かな

そうそう
昨日のスカイツリーのライトアップは
カイロ・レンのライトセーバーらしい

2月10日

今日は左利きグッズの日らしい

まあ子供の頃はちょっと辛かったが
大人になる頃にはたいていの不便は克服している
右用の缶切りも左手で使えるし
あるものでなんとかするのだ
文句は言わん

2月11日

ネコノミクスという言葉があるくらい
猫の経済効果はすごいみたい
時代は犬的なものから猫的なものへ、ということかな
負け犬はいても
負け猫っていうのは聞いたことがない
猫は犬のように居場所を失わない
どこでも居場所だ

bill fresell の新譜 when you with upon a starがいいなあ
昔の映画音楽のカバーです
チャーリー・ヘイデンの娘さんの声が素敵
そういえば
ビルは、大統領候補のサンダースさん支持ですね
サーストン・ムーアやニール・ヤングもそうみたい

2月12日

重力波が観測されたそうです
重力波が観測できるようになると、光では見えない宇宙の暗い部分がわかるようになるんだそうです

13億年前のブラックホールが衝突した音はこんな感じ
ぷよって音

相変わらずノルウェーのジャズは素敵です
最近のお勧めはin the country の trail of souls(魂の軌跡)
borrowed time
ちょっとデヴィッド・リンチな雰囲気

2月13日

火星のロビンソン・クルーソー映画 オデッセイ
評判が良くてうれしいです
たとえものすごく困難な状況の中でも
今ある豊かさを受け入れて、あるものでなんとかする
人生はシンプルです
ないものねだりは状況を複雑にして
人生の流れを悪くします
あとは、楽しくすごす
いい映画だよなあ

2月14日

into the dark

オデッセイつながりで、リドリースコット監督のエイリアンを見ながらお絵かき
当時SF映画に初めて企業というものが出てきて
けっこうな衝撃でしたが
今見ると
この映画に出てくる日系企業ウェイラン・ユタニ社、
かなりのブラック企業ですな

2月15日

他者の心を掌握し、その先の行動を操るのは容易だ
過去を紐解く
ただそれだけで対象者がつかむ選択肢の予想は簡単につく
嫉妬、憎悪、汚辱に恥辱、消えない過去に縛られて
輝かしいはずの未来は
全て愚かしい過去の清算のみに消費される

ぐっとくるせりふだねえ、さすが岡田麿里さん

人が地位とか名誉とかお金や幸せを求めるのは
復讐なんだよね
ほとんどの人が人生を復讐につかっているような気がします

物語のほとんどが復讐劇なのは
そういうことでしょう
でも
人生において復讐が成就する人はほんのひとにぎり(じょぶずとかさ)
たいていはうまくいきません

全ての過去を許して復讐をやめる
これができれば世界は素敵になります

2月16日

ku:nelという雑誌の編集方針が変わって
アマゾンのレビューが星ひとつだらけの大炎上になっているそうですが
覗いてみれば
汚い言葉でののしっている人は誰もいなくて
今までの雑誌に対する感謝と編集方針の変化に対する残念な気持ちが
延々とつづられていました
この雑誌の読者の民度の高さに驚かされます
品性というものをちゃんと発信しつづけた
素敵なことです

2月17日

たまに濃密な活字が読みたくなるので
横山秀夫さんのロクヨンを図書館で借りてきて読み始めたら
夜が明けてしまった

某バイオリニストの過激な子育てが賛否両論だそうですが
昭和の子供たちはもっとひどいことされてます
基本的に
子育てというのはどう育てたって虐待なんだから
子供のことはどうでもいい(暴言)
親や教師に傷つけられた心は
大人になって自力で癒すのさ
がんばれ大人

2月18日

2月19日

大家さん宅の冷蔵庫の移動を手伝う

長い間賃貸をやっていると
いろいろな人が来るんだそうで
ついこの間まで
うちのマンションにはヤクの売人が住んでたそうです
すげーな
(もちろんお縄になりました)

2月20日

友人の個展@近所のギャラリー
当然のように呑み会

2月21日

チェーン店の居酒屋で朝まで飲んで帰宅
またお酒でお腹が痛くなるかと思ったけれど
それほどでもなかった
チェーン店のお酒は薄いからかな

2月22日

そうなるかもしれないし
そうならないかもしれない
未来のことは誰にもわからない

というせりふを最近ドラマや映画などでよく耳にします
未来を恐れず期待せず
未来はどうでもいいです
今なすべきことを淡々とこなす
「今」のクオリティを上げる
ということかな

2月23日

今しか写らない

2月24日

 

2月25日

コーヒー、やめようかな

友人たちと昼呑み@浅草
念のためソルマックを飲んでおく

案の定呑みすぎ
適量の呑み会など存在しないし

2月26日

ソルマックのおかげで呑んだ次の日の胃痛は回避

2月27日


2月28日

おいしそうなマグロが売っていたので
今日の夕食は鉄火丼

2月29日

おお、今年は一日多いのか
うれしい